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2019年 3月 - 11月    2019年 通年
 2019年はここ数年の中では、割と走った年だったと思います。二泊以上の長距離ツーリングは行けませんでしたが、それでも一泊程度のそこそこ遠くには何回か走りに行くことができましたし。
 それと日帰りツーリングについては、普段とはちょっと違うルートを走ることが多かったですね。今まではバイクにはあまり向いてなさそうな道なので近づかなかったのですが、2019年はあえてそんなところを走ってみました。そしてそのおかげで、今までは知らなかったコト、気づかなかったコトをディスカバリーすることができた年でした。
安心院の桜1 < 安心院の桜?? > (静止画:1360×880,1240×960)
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 安心院の桜・・・・・・(汗)。季節的に桜だと思うのですが、もしかしたら桃かもしれません。
 どちらにしてもですが、きれいなので紹介いたします。紅白、ピンクが入り乱れて、とても華やかでした。
安心院の桜2
阿蘇望橋 < 阿蘇望橋 > (静止画:1280×800)
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 GW明けの5月の日曜に、おなじみのきよきよサンと阿蘇まで走りに行きました。この時はちょっと普段と違うところということで、阿蘇望橋まで行ってみました。
 ここは有名な観光地やルーリングルートから外れているためか、いつ来ても静かですね。ときどき物好きなライダーが休憩しているのも見かけるのですが、売店一つないところなので、そんなに長居はしていないでしょうね。
臼杵の造船所 < 臼杵の造船所 > (静止画:1280×960)
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 臼杵の海岸線沿いを走っていると突然目の前に現れたのが、巨大な船の舳先でした。しかも道路に飛び出しかねないほど、ぎりぎりの位置まで陸に上げられていました。コーナーを曲がって目の前にその姿を見た時には、口があんぐりだったですねぇ。
 後でぐ〜ぐる地図さんで調べたところ、ここは臼杵の大きなの造船所だったみたいです。まあちょっと面白いモノを見ることができました。
大将軍神社1 < 大将軍(だいじょうごん)神社 > (静止画:960×1280,1320×880,1320×896)
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 大分の田舎をふらふらの流していたら、「大将軍神社」の白い看板を見つけてびっくり。どこの悪の秘密結社(笑)なんだと興味がひかれて、看板の示す方向に走ってみました。途中、この道はこのまま行くと行き止まり?・・・な感じの舗装された林道みたいな道を恐る恐る走っていくと、左手に石の階段が現れ、その上に白い鳥居が見えました。
 そこが目当ての大将軍神社神社でした。
 なお『大将軍』は"だいしょうぐん"ではなく"だいじょうごん"と読むらしいです。

 1. 鳥 居
 石段の上に白い鳥居がありました。この鳥居は他の建物と異なり新しくて、この神社がまだ現役であるんだなぁと思いました。

 2. 3. 拝 殿
 拝殿の外観と建物の中です。拝殿の中には『大将軍神社』と書かれた立派な額がありました。

 余談ですが、この大将軍神社のはじまりはかなり古く、平安時代末期にまで遡る由緒ある神社だそうです。古くから牛馬、農耕、交通の守護神として信仰されていて、春の大祭が有名なんだそうです。
大将軍神社2
大将軍神社3
洗玉橋 < 洗玉(眼鏡)橋 > (静止画:1440×800)
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 秋の深まった11月初旬に、福岡県の秘境(笑)、星野村の方を走ってきました。その星野村の入口あたりにこの洗玉(眼鏡)橋があります。
 この洗玉橋は明治26年にできた眼鏡橋で、名石工の橋本勘五郎の最後の作品といわれているそうです。なお橋本勘五郎というのは、あの熊本の通潤橋を作った人なんだそうで・・・。
 だからじゃないでしょうが、なんとなく橋に気品があるような気がしますね。特に個人的には、欄干の造りがいい感じです。
 
浮羽稲荷神社 < 浮羽稲荷神社 > (静止画:1280×928)
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 星野村からは耳納山を越えて浮羽市に向かいましたが、その途中にあったのが浮羽稲荷神社です。正確に云うと浮羽稲荷神社の鳥居の入口ですが。浮羽稲荷神社そのものはこの入口から100mほど離れた山の上にあるようです。というのも、今回は神社にはお参りしなかったものですから。
 ここ浮羽稲荷神社の鳥居も、京都の伏見稲荷のそれと並んで、外国人に好まれそうな場所ですねぇ。でも私が行った時には観光客は誰もいませんでしたね。もしかしたらこれから話題になる場所なのかもしれません。
九重の紅葉1 < 九重の紅葉 > (静止画:1320×930,1280×856,960×1280)
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 11月にはもはや毎年のお決まりイベントとなった九重の紅葉を見に走りに行きました。ルートは何年も同じのK40沿いです。
 ひとつひとつの画像にもう説明はいらないでしょう。2019年もまたきれいな紅葉を見ることができました。
九重の紅葉2
九重の紅葉3
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2019年 5月 1日〜 2日    天草ツーリング
 2019年のGWはいろいろと考えた結果、天草列島の方を走ってみることにしました。
 2018年に長崎と天草の天主堂等が世界文化遺産に認定されてから、個人的な肌感覚ですが、やっぱりこの地方の観光客が増えたような気がします。で、それが理由ということではなかったのですが、2019年の天草ツーリングはひたすら走ることがメインで、まったくといっていいほど観光地には寄りませんでした。だから画像が少ないのは、ご勘弁願いたいです。(笑)
大江天主堂 < 大江天主堂 > (静止画:992×640)
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 個人的に島原、天草地方で一番美しい天主堂と思っている大江天主堂です。街からは少し離れた立地条件なのですが、この日もたくさんの観光客がやってきていました。今回私は休憩のために寄ったので、天主堂の観光はしませんでしたけれど。
 ちなみにこの大江天主堂は美しいのですが、残念ながら世界文化遺産には指定されていません。昭和初期建設という新しさか、江戸時代の隠れキリシタンとは直接関係していないのが理由かわかりませんが、近くの崎津天主堂が指定されていることを考えると、ちょっと残念かなとも思われます。
崎津天主堂 < 崎津天主堂 > (静止画:880×640)
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 ひとつ上の大江天主堂と異なり、こちらは世界文化遺産に指定されている崎津天主堂(教会)です。まあ正確にいうと崎津天主堂を含む『崎津集落」としての指定なんですけどね。
 行ったことがある人はわかると思いますが崎津集落の中は道が狭いため、混んでいる時期に車や大型バイクで入るとちょっと苦労することになります。なので今回は集落には近づかず、ちょっと離れた国道からの撮影だけです。そのために画像が小さくて粗くなってしまいました。
河浦海上コテージ < 河浦海上コテージ > (静止画:1408×680)
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 羊角湾沿いのR389を走っていると、湾の中央に魅惑的な建物を見つけました。画像のように湾の真ん中の小さな孤島に、数棟の高床式の建物が造られいました。まるでそこだけ東南アジアのリゾート地という雰囲気です。
 帰ってからネットで調べてみたところ、この河浦海上コテージは天草市の公営施設で、リーズナブルに利用することができるようです。特に釣り好きの人には、コテージのすぐ横から直接釣り糸を垂らすことができるようで、なかなか楽しそうな施設のようです。
三和フェリー1 < 三和フェリー > (静止画:1152×1024,1264×880,1360×880)
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 天草の牛深と長島の蔵之元を繋いでいるのが三和フェリーで、これまでのツーリングの中で、片手の数は超えるほど使ってきたフェリーです。ただ今回はじめて、牛深側のフェリー乗り場の施設が面白いことに気がつきました。それをちょっと紹介します。

 1. フェリーの船
 船の先端にも書かれていますが、三和フェリーも『世界遺産』を前面に押し出して売り込んでいました。画像に残すのを忘れていたんですが船室も同様にこれまでかと『世界遺産』押しでした。まあ世界から人を呼べるブランドなので仕方ないですけど、個人的にはちょっと興醒め気味でした。

 2. 回転水槽
 今回訪れて初めて気づいたのですが、フェリー乗り場の食堂街の真ん中にど〜んと大きな回転水槽があったんですね。回転水槽は楕円形で、長辺は約10mぐらいはあったと思います。いやいや結構でかかったです。
 そしてなにより、画像を見るとわかりますが、水槽には何十匹もの立派な鯛が元気に泳ぎ回っていました。なお鯛が一番多かったですが、鰺なんかの魚もちらほらいました。
 他の観光地でも似たような水槽をよく見かけることはあるんですが、私の知っている限り、水槽の大きさの割に哀しいほど魚が入っていないんですね。入っていてもほんの数匹ぐらいで、見るからに貧相でした。さらにいうと掃除もされていなくって、ガラスがすっかり汚れていて、その少ない魚さえ見えないところばかりでした。
 でもここは嬉しくなるほど鯛が泳いでいました。さらにきちんと掃除されていて、鯛の姿がはっきりと観察できます。こんな回転水槽、ちょっとした水族館並と云えるほどできっと子供達は大喜びすると思います。もし三和フェリーを利用することがあったら、予定より30分ほど早く着いて、この回転水槽をのぞいてみるのも楽しいと思いますよ。
 

三和フェリー2
三和フェリー3
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2019年 6月 23日    有田・唐津 アニメ聖地巡礼ツーリング
 6月にお馴染みのきよきよサンから連絡があり、梅雨の合間にどこかに走りに行こうとお誘いがありました。そこでどこに行こうかという話になったのですが、これがちょと悩むことになりました。阿蘇をはじめとして、有名なところはほとんど行ったことがありましたから。
 そこで今回は少し趣向を変えて、二人にしては珍しいことですが、アニメの聖地巡りをネタに有田、呼子、唐津に行くことにしました。そのアニメというのは、皆さんもすぐにわかったでしょうが、『ゾンビランドサガ』と『ユーリ!!! on ICE』です。
ドライブイン鳥1 < ドライブイン鳥 > (静止画:512×640,1453×672)
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 ゾンビランドサガの第五話に出てきた『ドライブイン鳥、伊万里店」です。ユニークなニワトリのキャラクターと黄色地に赤い文字の看板が目を引くユニークなお店です。TVなんかでは、伊万里のソウルフードなんて紹介していました。
 私たちがここを訪れた時はまだ朝早くて、残念ながらお店が開いてなく、食事を楽しむことはできませんでした。もし次に行く機会があったなら、このお店自慢の『鳥めし』を食べてみたいと思います。
ドライブイン鳥2
イカの活き造り < イカの活き造り > (静止画:1312×928)
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 呼子といえば『イカの活き造り』。ということで、今回もお昼は『イカの活き造り』でした。今回は名護屋城のすぐそばにある『桃山亭 海舟』で食べました。
 実は最初はトイレ休憩のためにこのお店に寄っただけで、ここでお昼を食べるつもりはなかったのです。というのもここは人気店で、いつも行列ができるほど混んでいるのです。ところがこの日は、お昼には少し時間が早かったため店内が空いており、急遽ここでの昼食となったのでした。
 そういう幸運で、私たちは人気店の『イカの活き造り』を堪能することができました。ちなみにですが、私たちがお店を出る頃には店内は満席で、さらにはお店の前に入店待ちの行列までできていました。
タイトル < 唐津市歴史民族資料館(旧三菱合資会社唐津支店本館) >
(静止画:1320×896,624×848,1056×816,1200×816)
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 ゾンビランドサガの主人公達の住まいのモデルとなっていた『唐津市歴史民族資料館』です。
 私ももう二桁になるぐらいツーリングで唐津に来ているのですが、実は今回までこんな建物があったなんて知りませんでした。ひとつの理由は唐津の街中の港近くにあり、ツーリングで走る道からは少し離れていることがあります。そしてもうひとつは、名所としてほとんど紹介されいないからです。アニメで紹介された後でも、アニメ関連以外でTVやパンフレット、マスメディアでこの建物が紹介されたところを見たことがありません。だからでしょうか、私たちが行った時も、いかにもアニメファンという雰囲気の男性が一人いたぐらいで、他には観光客などまったくいませんでしたね。
 結構、見ごたえのある建物ですし。唐津市ももうちょっと観光地として売り込んでもいいんじゃないかと思いますけどねぇ。

 1. 建物正面
 建物正面からの画像です。本館は明治41年(1908年)建設というのですから、もう110年ほど経っているそうです。また画像に写っていませんが、当時の付属の建物も本館の左側に残っています。さらに周囲には埋立地の護岸なども残っているそうです。
 明治41年(1908年)というのは長崎の三菱長崎造船所や北九州市の八幡製鉄所と同じ時代にあたることからも、文化遺産として十分に価値があると思うのですけれど、どうなんでしょうか?

 2. ゾンビランドサガのポスター
 門扉と外塀に張ってあるゾンビランドサガのポスターです。ごらんのように何枚も貼ってあって、それなりには力を入れているようなのですが、何というか・・・掲示のしかたが杜撰なんですよね。防水のためにビニール袋で包んで透明テープで固定しているのですが、これがいかにも素人の手作りした感じです。せっかくのポスターがこれでは魅力半減ですし、アニメファンも悲しく思うでしょう。
 たぶん予算がないんでしょうけれど、もしアニメで町興ししたいのなら、ここはしっかり予算を掛けるべきところですよ。できれば石川県の湯涌温泉なんかを見習って欲しいものです。

ゾンビランドサガ ポスター1
ゾンビランドサガ ポスター2
ゾンビランドサガ ポスター3
唐津曳山像 < 唐津駅周辺の聖地 > (静止画:720×880,1032×656,1408×672)
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 JR唐津駅の周辺は、唐津を舞台としたふたつのアニメでもしっかりと描かれていました。今回はいくつもあるそれらの中で三ヶ所を訪れてみました。

 1. 唐津曳山(赤獅子)像
 今も昔も、アニメが流行った前も後も、唐津といえばやっぱり『くんち』なんですねぇ。といっても、北部九州以外の人にはわからないでしょうけれど・・・・。
 『くんち(唐津くんち』とは唐津神社の秋季例大祭というお祭りで、400年の歴史があるといわれています。そのお祭りに出てくるのが14台の曳山で、そのユニークな姿は近隣の県を含めて誰でも知っているほど有名です。『くんち』が時期になると、必ずTVニュースで報道されるぐらいですから。そしてその中のひとつの『刀町の赤獅子』の曳山がモニュメントとなってJR唐津駅北口前に設置されています。
 このモニュメントは二つのアニメでもしっかりと出てきていました。まあJR唐津駅前で、唐津の中心地ですから云えば当たり前なんですがね。

 2. 唐津市ふるさと会館アルピノ
 ゾンビランドサガでコンサート会場となった『唐津市ふるさと会館アルピノ』です。唐津駅北口から徒歩2分(?)ぐらいにあります。
 中はお土産屋等が並んでいるのですが、その一角にこぢんまりとしたイベントホールがあり、2019年7月にはここでゾンビランドサガのイベントが行われたそうです。Webで様子を眺めてみると、かなり盛況だったようですね。

 3. 高架下屋台
 ゾンビランドサガのエンディングのひとカットだった『高架下屋台」です。エンディングでは水彩風な描き方で情緒があふれていて印象的でした。ちなみに中は居酒屋やラーメン屋で、かなりリーズナブルに美味しいものが食べられるようです。

唐津市ふるさと会館アルピノ
高架下屋台
鏡山温泉 < 鏡山温泉 > (静止画:1184×736)
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 「ユーリ!!! on ICE」の主人公、勝生勇利の実家として描かれていた鏡山温泉です。
 ここは温泉も当然有名ですが、同じようにカツ丼が美味いと有名なのだそうです。「ユーリ!!! on ICE」でも何回か登場していました。
 今回の私は「虹の松原」に行く途中にただ通過するだけだったので、門前を撮影するだけしかできませんでしたが、もし機会があればカツ丼を食べてみたいですね。
虹の松原1 < 虹の松原 > (静止画:1440×840,1440×840,1408×840)
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 ゾンビランドサガで夜景が使われていた虹の松原&その展望台です。この展望台は、鏡山山頂の鏡山公園の一番奥に位置しています。
 その見晴らしはご覧の通り素晴らしいですね。晴れていると特に唐津湾の碧さが秀逸で、ホントにきれいです。
虹の松原2
虹の松原3
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2019年 10月 20日〜 21日    出雲ツーリング
 10月の下旬に社会人には嬉しい4連休などがあったので、ちょっと久しぶりに山陰、出雲の方を走ることにしました。山口県萩市から日本海に出て、そこから国道191号線、9号線を1300ccマルチの豊かなパワーでゆっくりと走って楽しんできました。
風力発電所 < 日本海の風力発電所 > (静止画:1280×920)
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 たしか浜田市付近だったと思うのですが、海岸線沿いに林立する風力発電施設です。画像で見る限りでも、11〜12本ほどの風車塔が並んでいました。
 最近はすっかりと日本の風景の中に馴染んでしまった風力発電所ですが、山陰の日本海沿いは特に発電所が多い感じがします。日本海の強い風が発電に向いているからでしょうか。砂浜に並ぶ風車とそのすぐ下の白波というのも、絵になります。
出雲神社 < 出雲神社 > (静止画:1520×800)
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 山陰にツーリングに来たので、まずは一番有名な"大社"(出雲大社)にご挨拶に伺うことにしました。大社入口の鳥居前ではいつものように、大勢の観光客が佇んでいました。
 ところでツーリングに行ったのが10月下旬だったのですが、その約一ヶ月後の11月下旬からは旧暦の10月、昔の言い方でいうと「神無月」になります。そしてご存じの通り全国で唯一、出雲だけは「神在月」と呼ばれる月になります。
 なぜ出雲だけは「神在月」と云うのかというのは有名なので適当に調べてもらうとして、見て欲しいのは拡大画像の中央右寄り、大きな看板に「神迎祭」「神在祭」とあるところです。衆知のことですが、11月下旬は出雲神社にとって一年で最も重要な時期なのです。これを知ってから、気温が低くて長距離ツーリングするのはきつい時期なのですが、そのうちにこの時期に一回は行ってみたいなぁと思っていたりします。
旧大社駅 < 旧大社駅 > (静止画:1440×840)
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 今回のツーリングの目当てのひとつが、この「旧大社駅」でした。出雲には何度もツーリングで来ていて、その前の道も何回も通っていたのですが、なぜかこれまで一度も立ち寄ることがなかったんです。それで今回はしっかりと見学していこう思っていたのです。
 「旧大社駅」は1990年に廃止されたJR大社線の終着駅で、2004に国の重要文化財に指定された建物だとのこと。駅舎は1924年(大正13年)に竣工した歴史的建造物で、出雲大社を真似して作られたとの話です。
 駅舎の中とホームの画像は今回は載せませんでしたが、こちらは別なサイトで見てもらうとして。でも実物はやっぱり一見の価値はありましたね。
出雲そば1 < 出雲そば > (静止画:1232×944,960×640)
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 出雲に行ったら一回は食べておきたいのが「出雲そば」ですが、これがどこでで食べるかがなかなか難しいです。ガイドに載っているような有名店は行列になっているから避けますし、だからといって飛び込みで入っても外れることが多いですしねぇ。今のところは、出雲大社の裏手にあるお店が混んでいなくて、個人的にはよく利用していたりいます。
 で、今回は「旧大社駅」の前にお蕎麦屋を見つけたので衝動的に入ってみました。昼食は別に食べていたので、おやつのつもりで三段を注文(普通は五段を食べるのですが)しましたが、これがなかなか当たりでした。蕎麦は腰もしっかりして味もよかったです。
 出雲に行った時に食べにいく蕎麦店リストに、ここも入れておこうかと思います。
出雲そば2
揖屋神社1 < 揖屋神社 > (静止画:1360×864,1400×768,1280×943)
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 今回のツーリングのの目的地だった「揖屋神社」です。
 もう8年前になるのですが、この揖屋神社の近くにある黄泉比良坂をたまたま訪れてレポートしました。そしてその後にいろいろと調べていて出てきたのがこの揖屋神社だったのです。ただその時には付近にそんな大きな神社を見かけた記憶もなく、ずっと場所が謎だったのです。
 で、今回は事前に(グーさんで)きちんと場所を調べてから、行ってきました。実際に行ってみるとわかりますが、なかなかわかりにくい所にあるんですよねぇ。国道沿いの看板はよく注意していないと見つけられないし、途中の道は中央線もないような細い道で、本当に住宅街の中にひっそりとあるんですねぇ。これが歴史的に非常に古い神社とは、知っていないとまずわからないです。

 その揖屋神社ですが、奈良時代の以下の文献に出てくるほどの由緒ある古社なのですよ。
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    伊賦夜坂(いふやざか)… 古事記、神代巻(かみよのまき)
    言屋社(いふやのやしろ)… 日本書紀
    伊布夜社(いふやのやしろ)… 出雲国風土記
    揖夜神社(いふやじんじゃ)… 延喜式、神明帳(じんみょうちょう)
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 こんなに由緒正しい神社なのに、ほとんど観光客のいない隠れスポットのままのようです。
 まあこの揖屋神社と近くの黄泉比良坂はちょっとマイナスなイメージのある場所ですし、霊感の強い人は注意した方がいいのかもしれませんが。

 1. 鳥居
 道路から神社に入るところの鳥居です。

 2,3. 拝殿
 普通の神社と異なり、参道を進むとなぜか拝殿は左側にあり、向かって右を向いています。通常は参道は拝殿、本殿に対してまっすぐだと思うのですが、ここは違っていました。ちょっと面白いつくりです。
 拝殿には出雲大社に似て、大きな注連縄が飾られていました。この拝殿の奧が本殿となるようです。

揖屋神社2
揖屋神社3
神魂神社1 < 神魂神社 > (静止画:570×760,1392×864)
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 こちらは私のツーリングではすっかりお馴染みの「神魂神社」です。今回もルート的に近くを通ったので、ちょっと寄ってきました。
 ちなみに同じ地域に、近年パワースポットとして絶大な人気を誇っている「八重垣神社」があるのですが、そちらはここ10年ほど大多数の女性で賑わっているので、しばらくは近づかないようにしています。だって、ラフで汚れたライダー姿で独りでは、あまりにもまわりから浮いてしまうものですから。

 1. 石碑
 神社の登り口にある石碑です。神社本体はここから10mぐらい登ったところにあります。

 2. 本殿と拝殿
 向かって右が本殿で左が拝殿です。今回は以前と異なり、向かって左側から撮影しました。
ちょうど令和になった年なので、左端に奉祝ののぼりを見ることができます。
本殿は1583年建造の最古の大社造で、国宝に指定されています。

神魂神社2
さばたたき < さばたたき & かきめし > (静止画:860×640,624×800)
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 今回のツーリングは一泊二日の予定で、宿は出雲市内でした。で、宿のビジネスホテルにチェックインすると、さっそく近くの地元スーパーに行って、夕食として他では見られない面白そうな食べ物を探してみました。そして見つけたのがこの二品です。

 1. さばたたき
 最近は鰹のたたきは年中といっていいほど何時でも何処でも見かけますが、鯖のたたきは初めて見たので即購入。青物好きの私には、とっても好みの味でした。
今はアニサキス防止のために鯖の生食はまったく出なくなってしまいましたが、もしたたきでそれが防げるのならもっと周知してほしいですね。それで美味しい鯖が食べられるなら大歓迎です。

 2. かきめし
 牡蠣はラベルにあるように出雲ではなく広島の特産なんですが、島根県は広島に近いのでこういうのも売られているようです。そしてなにより煮られた大粒の牡蠣があまりにも美味しそうだったので、これを買ってしまいました。残念ながら冷めたまま食べたのですが、それでも予想通りに美味しかったです。

かきめし
須我神社1 < 須我神社 > (静止画:1120×832,1280×944,640×688,800×656)
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 私がたいへん好きな神社、須我神社です。山陰にツーリングに行く度に必ず参るようにしています。
 なぜかって云われると、ここにお参りすると一番心身が清められているような気になるんですよねぇ。まあ思い込みなのかもしれませんが、結構そういうのは大事なのかなと思っていたりします。

 1. 鳥居からみた神社
 鳥居の奧の階段の突き当たりにあるのが拝殿です。なお裏の八雲山には奧宮があり、須佐之男命と櫛稲田比売命とその子供である八島野命が鎮まっている三つの巨石があります。

 2. 拝殿
 拝殿、本殿の造りは出雲大社や神魂神社と同じ大社造りです。ちなみにここは出雲大社とも縁が深い神社のようです。

 3. 日本初之宮の碑
 八岐大蛇を退治した須佐之男命と櫛稲田比売命が、日本で初めてこの地に宮造りをしたことから、須我神社は日本初之宮(にほんはつのみや)と呼ばれており、その石碑です。また石碑には小さく「和歌発祥之遺跡」とも刻まれています。
 石碑は鳥居のすぐ後ろ、階段の登り口右側にあります。

 3. 和歌の碑
 須佐之男命が宮造りを始める前、この地を訪れた時に詠んだのが「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」の句で、これが日本初めての和歌と云われています。このことから須我神社は「和歌発祥の遺跡」「和歌発祥の社」とも云われています。それを示すのがこちらの石碑です。
 和歌発祥の石碑は一つ目の石段を上ったところ、拝殿に登る二つ目の石段のすぐ脇にあります。

須我神社2
須我神社3
須我神社4
たたら角炉伝承館 < たたら角炉伝承館 > (静止画:1320×912)
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 昔からツーリングマップル上で名前だけは見ていたのですが、ツーリングのルートにしにくいところにあったので、行ったことがありませんでした。それで今回時間があったので、ちょっと遠回りになりますがR432を通って行ってみることにしたのです。
 そして行ってみて判ったことは、え〜と、廃墟になりかけみたいなところでした。観光客どころか施設を案内したり管理したりするような人もいません。管理棟もあるようなのですが固く閉められているようで、今はほとんど使われていないようでした。
 展示されている大正時代の実物の角炉は見ごたえがありましたが、なにより誰もいなくて、あまりに不気味すぎて私は早々に退散しました。
 正直、普通の観光地と思って時間をかけて行っても失望することになりますから、その注意として紹介しておきます。
 
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